当社は、昭和53年設立以来、航空写真測量及び地上測量、地質調査、建設コンサルタント、補償コンサルタント、一級建築士事務所を社業として今日に至っている。その間、コンピュータ及びソフトの技術革新は目覚しいものがあり、これらの作業形態もそれまでの紙ベースからPC中心の作業形態に移行してきた。また、それに伴い、コンピュータネットワーク上でのデータのやり取りも頻繁に行われ、機密情報、個人情報など、大切な顧客情報及び社内情報等の漏洩、データの破損等の事件・事故にこれまで以上の危機管理体制の強化が必要となってきた。
そのために、当社は、コンピュータ及びコンピュータネットワーク上で取り扱う情報、紙ベース及びメディアに記録された情報などの資産を重要な経営資産と位置づけ、これら「情報資産」を保護・管理していくこととする。
当社は、その対策として情報セキュリティマネジメントシステム(以降、ISMSと呼ぶ)を導入し、維持し、管理し、改善していくことで内部的・外部的及び故意・偶発的であるかに関わらず、これらの情報資産に襲い掛かる全ての脅威から保護していくこととする。
また、保護にあたっては、当社ですでに実施しているQMSとの整合性及びコンプライアンス委員会との連携を諮り、当社の業務に携わる全ての従業員がISMSの重要性を認識し、これらを遵守し、運用していくことを義務化する。