設計業務は、建設事業における調査・設計・施工・維持というサイクルのうち、地域や時代の要求を明確化し、具体的な成果にまとめあげるプロセスです。必要とされる専門技術は、道路、橋梁、河川、砂防、各種構造物など多岐にわたります。
設計は、地域社会との連携、自然環境との調和、真の豊かさの追求のみにならず、災害対策、新技術の導入、BIM/CIMの活用などの社会的要求に応えるものでなければなりません。そのため、業務全体を見渡し把握・分析すること、総合的な評価に基づく提案をすることが21世紀の建設コンサルタントとしての責務であると考えます。